薬剤課

薬剤課イメージ

職場概要

私たち薬剤課は、薬剤師11名、調剤補助事務7名、事務員2名の20人の職場です。
調剤・製剤・薬品管理・医薬品情報管理・病棟での服薬指導 等の業務を通じて、医薬品の適正使用を推進し、価値ある医療の提供を目指しております。

薬剤師とは

薬剤師法では薬剤師の任務は、「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保する」とされています。
現在は6年生の薬系大学を卒業し、国家試験に合格することで取得できる国家資格です。
その中で、私たち病院薬剤師は、病院内で働く薬の専門家として、 医師の処方に基づいた調剤、患者さんへの服薬指導、医薬品の管理・情報提供などを行います。
外来患者だけでなく、入院患者への対応、チーム医療への参画など、より専門的で多岐にわたる業務を行い、患者さんの安全で効果的な 薬物療法を支えます。

職場理念

薬剤の適正使用管理・指導

業務紹介(調剤業務)

外来処方箋および入院処方箋による調剤業務

  • 内服薬(飲み薬) 約780品目

  • 外用薬(湿布薬等) 約250品目

投与量、用法、相互作用、併用禁忌などで疑問点がある場合は、処方医師に問い合わせ(疑義照会)
散剤分包機
調剤室の様子と錠剤分包機
散剤棚と散剤監査システム
散剤棚と散剤監査システム
散剤自動秤量分包機
散剤自動秤量分包機
散剤分包機
散剤分包機
軟膏混合機
軟膏混合機
錠剤半割機
錠剤半割機
様々な機械が調剤を補助し、正確で安全なお薬の提供を支えています。

調剤過程の記録による安全対策について

当院では、窓口コミュニケーションレコーダー「Co-Co Reco」を活用し、調剤内容を確認する工程をモニターで記録しています。
万一の際にも調剤過程を確認できる体制を整えることで、調剤過誤の防止と、より安全な薬剤管理に努めています。

業務紹介(注射薬の調剤)

入院注射箋による注射調剤業務

注射薬 約500品目

  • 定期注射セット業務

    投与量、用法、配合変化、併用禁忌などで疑問点がある場合は、処方医師に問い合わせ(疑義照会)
  • 定数補充業務

    病棟にはいくつかの注射が在庫されていて、定期注射以外で使用された注射の補充を行う。

業務紹介(無菌調製)

中心静脈から投与する薬剤は、クリーンベンチを用いて無菌調製しています。
無菌調製室-1
無菌調製室-1
抗がん剤のミキシングを行う部屋です
抗がん剤
抗がん剤は調製者の安全も考慮する必要があります
無菌調製室-2
無菌調製室-2
中心静脈注射の無菌調製を行います
中心静脈から投与される注射薬
患者さんに中心静脈から投与される注射薬はクリーンベンチを用いて無菌で調製しています

業務紹介(抗癌剤の調製)

細胞毒性のある抗癌剤は、安全キャビネットを用いて調製しています。
抗癌剤は大変危険な薬剤であり、ミスは重大事故に直結します。
当院では、オーダーミスや投与ミスがないように、何人もの薬剤師でチェックを行うようにしています。

業務紹介(服薬指導)

入院中や外来通院の患者さんへ処方されている薬の飲み方(使用方法)・薬の効き目・副作用・注意する点等をお伝えしています。
併診時などは、他の薬との飲み合わせ・副作用のおそれがないかをチェック。
患者さんから自分の薬・病気・症状等で不安・気がかりがないか等を聞き取り、個別に対応します。

業務紹介(DI業務)

医薬品の情報収集と伝達

  • 医薬品の効き目・副作用・飲み合わせ・価格の情報を収集(製薬企業・文献・インターネット・書籍等)
  • 収集した情報を整理・分析。DIニュースとして2か月に1回病院内に配布。
  • 患者さん・医師・看護師などからの問い合わせに対応
    例えば、この薬の名前・薬効は?(錠剤鑑別)
    袋を開けてしまった注射薬はいつまで持つの?

施設認定状況

医療薬学専門薬剤師研修施設(連携施設)(認定日:2024年4月1日)

医療薬学専門薬剤師認定制度は、医療薬学に関する高い水準の知識・技能を備え、自らの臨床経験に基づいた教育・研究活動が実践でき、かつ社会から信頼される薬剤師を養成し、国民の保健・医療・福祉に寄与することを目的としています。
施設認定証

認定資格者状況

日病薬病院薬学認定薬剤師 4名
認定実務実習指導薬剤師 5名
生涯研修履修認定薬剤師 2名
研修センター認定薬剤師 3名
感染制御認定薬剤師 1名
NST専門療法士(NST専任薬剤師) 1名
腎臓病療養指導士 1名
糖尿病療養指導士 1名
スポーツファーマシスト  2名
 
 

教育体制

2026年4月~院外処方となるため、現在、新たな教育スケジュールの作成中です。
聖隷事業団薬剤部共通の教育体制により、1年間で一通りの病院薬剤師スキルを身につけられます。また3年目には学会での発表も行えるようになります。
また、当院は病院薬剤師会主催の研修会等にも参加しやすい立地であり、認定取得も目指せます。

先輩の声

薬剤課 薬剤師(2021年入職)

先輩近影
Q1. 聖隷沼津病院・健診センターに入職の動機・きっかけ・決め手は?

診療科に偏りのない総合病院を志望しており、知人に紹介され当院を知ることとなりました。
患者さんへ提供する医療の一連の流れが見えることのできる規模感の病院であると思い、入職を決意しました。

Q2. 職場の雰囲気を教えてください。
質問や相談を口にしやすい職場です。未経験の業務は複数回挑戦させてもらえ、フィードバックもあった初年度においては、とても心強かったことを覚えています。
Q3. あなたのお仕事内容を教えてください。
調剤・監査・服薬指導・IVH混入・抗がん剤調製・委員会活動…etc
Q4. やりがいを感じる瞬間は?
一つは成長を実感できた時です。一つは自分の知識や経験が患者さんの治療に反映された時や、やりがいを感じると同時に責任感も感じます。
Q5. 休暇は取れていますか?取りやすい環境ですか?
個々人の希望を汲んでくれる職場だと思います。休暇申請もしやすいです。
Q6. 研究や自己研鑽は何かしていますか?また職場の協力体制はありますか?
職場での勉強会や、病院薬剤師会などが主催する外部の研修会へ参加しています。
開催情報の共有や、会費の補助などがあります。
Q7. 入職後に自信が変わったと感じたところ
どの分野でも興味を持つようになったことです。持てる引き出しは多ければ多いほど処方提案や服薬指導問わず、どこかで役に立ってくれると思うようになりました。
Q8. プライベートの過ごし方は?ワークライフバランスのコツはなんですか?
身体や心で疲労を感じる前に解消することが大事なのではと思います。
なので休日は昼寝・ゴルフ・ドライブと思うままに睡眠と運動と趣味に楽しんでいる気がします。
Q9. 就職活動中の学生の方にメッセージをお願いします。
大きな病院だと自分の仕事がどのように作用していくのか把握が難しいかもしれません。
小さな病院だとそもそも働く先生が少ないです。適切な自分のペースで薬剤師スキルを伸ばそうと思っている方はぜひ見学に来ていただけると嬉しいです。